この記事で分かること
血便は大腸がんでも起こる代表症状
痔っぽく見えても、まずは大腸の病気を除外する姿勢が必要です。
国立がん研究センター がん情報サービスでは、大腸がんの症状として血便、便に血が混じる、便秘と下痢を繰り返す、便が細くなる、腹痛やおなかの張り、貧血、体重減少などを挙げています。血便だけで痔と断定することはできず、血が続く、便に混ざる、黒っぽくはないが暗赤色である、といったときは大腸側の出血も考える方が自然です。
- 紙につく血だけでなく、便に血が混じる
- 暗赤色の血や粘液が混じる
- 便秘と下痢を繰り返す
- 便が細くなる、残便感が続く
急いで相談したいサイン
出血そのものより、全身状態と腹部症状の重なりで急ぎ方が変わります。
血便に加えて強い腹痛、おなかの張り、吐き気、体重減少、ふらつきがあるときは、出血だけを見て様子見にしない方が安全です。大量出血でなくても、じわじわ続く出血から貧血が進むことがあります。大腸がんでは腸閉塞や穿孔といった急性の合併症が起こることもあり、腹部症状が強いときは外来を待ちすぎない方がよい場面があります。
- ふらつきや息切れが出る
- 腹痛やおなかの張りが強い
- 吐き気や嘔吐を伴う
- 短期間で体重が落ちる
大量出血や強い腹痛なら受診優先
大量の出血、立てないほどのふらつき、強い腹痛や嘔吐がある場合は、この記事を読み切るより先に医療機関や救急相談につなぐ方が安全です。
受診前に整理しておくと役立つこと
血便の出方と便通の変化を言葉にできると診察が進みやすくなります。
受診時には、血がいつから出ているか、血が便の表面なのか混じるのか、便秘や下痢、腹痛、体重変化があるかを整理しておくと役立ちます。症状の順番や受診の急ぎ方に迷うときは、トップページのAIで症状を整理してから受診すると説明しやすくなります。
- 血がついた日と頻度
- 便に混じるか、紙につくか
- 便秘・下痢・便が細いなどの変化
- 腹痛、体重減少、貧血症状の有無
トップページのAIは症状整理の補助に使う
受診を遅らせるためではなく、血便の出方や便通変化を整理する補助としてトップページの「症状から調べる」を使うと、医療機関で伝えやすくなります。