この記事で分かること
むずむず脚症候群は入眠困難の原因になる
脚の違和感を伴う不眠は切り分けが必要です。
日本睡眠学会の一般向け解説では、レストレスレッグス症候群では就床と同時に下肢に異常な感覚が生じ、脚をじっとしていられず、著しい入眠困難が起こると説明されています。異常感覚は「足がむずむずする」「足がほてる」「足の奥がかゆい」など多彩で、患者自身が不眠だけを問題として受け止めていることもあります。
- 寝床に入ると脚がむずむずする
- じっとしていると悪化する
- 歩く、動かすと少し楽になる
- 寝つくまでに時間がかかる
不眠だけで片づけると見逃しやすい
脚の違和感を問診で拾うことが大事です。
日本睡眠学会は、患者が「眠れないために脚の違和感が出る」と思い込み、異常感覚を自分から訴えないことがあるため、必ずその感覚について問診する必要があるとしています。単なるストレス不眠と区別するには、脚の症状が就床時に出るか、動かすと軽快するかが手がかりになります。
- 脚を冷やすと少し楽になることがある
- 夜に悪化しやすい
- 睡眠薬だけでは十分に改善しないことがある
- 日中より夜に症状が目立つ
受診時は「眠れない」より脚の症状を先に伝える
足の違和感が主因なら、脚の不快感と時間帯を先に伝えた方が診断の助けになります。
どこに相談するか
内科でもよいが、睡眠外来や神経内科につながると進みやすいです。
受診先は内科、神経内科、睡眠外来などが候補です。就床時の脚症状、入眠までの時間、動かすと軽くなるかをメモして受診すると話が進みやすくなります。不眠が長引いている人ほど、脚の違和感の有無を改めて振り返る価値があります。
- 就床時の脚の不快感の有無
- 毎晩か、週に何回か
- 歩行やストレッチで軽くなるか
- 眠れない時間帯と日中の眠気