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病気の基本更年期症状

更年期の月経不順・不正出血。婦人科で早めに相談したい目安

更年期には月経周期の乱れが起こりやすい一方で、不正出血をすべて更年期のせいにしてはいけません。特に閉経後の出血は、子宮体がんや子宮頸がんを含めて婦人科で確認すべき症状です。

公開日

2026年3月26日

更新日

2026年3月26日

読了目安

8

参考文献

4

この記事で分かること

更年期では周期の乱れは起こりやすいですが、出血のしかた次第では早めの婦人科受診が必要です。
閉経後の出血は、量が少なくても婦人科で確認した方が安全です。
出血の時期、量、痛みの有無、最後の月経時期を整理しておくと診察が進みやすくなります。
01

更年期では月経が不規則になりやすい

周期の乱れ自体は更年期でよくみられます。

更年期では卵巣機能のゆらぎが大きくなり、月経周期が短くなったり長くなったり、量が変わったりすることがあります。日本産婦人科医会の診断ノートでも、更年期にはホルモンの変動が大きいことが説明されています。

  • 月経周期がばらつく
  • 経血量が増減する
  • 月経が何カ月か来ないことがある
  • 月経の前後に体調の波が強くなる
02

不正出血は更年期でも見逃さない

閉経後の出血は少量でも婦人科で相談した方が安全です。

日本産婦人科医会のQ&Aでは、閉経後の出血では子宮体がんや子宮頸がんがまず心配であり、不正出血があったら必ず産婦人科を受診するよう案内しています。更年期だからと様子見に回さず、閉経後の出血、月経以外の出血、だらだら続く出血は早めに婦人科へつなぐべき情報です。

  • 閉経後に少量でも出血がある
  • 月経以外のタイミングで繰り返し出血する
  • 出血が長引いて止まりにくい
  • 出血に痛み、貧血、めまいを伴う

閉経後の出血は量が少なくても相談

下着に少し付く程度でも、閉経後であれば「少ないから様子見」で済ませない方が安全です。

03

受診前に整理したいこと

出血のパターンが分かると診察が進みやすくなります。

最後の月経がいつだったか、今回の出血は何日続いたか、量はどの程度か、腹痛や性交後出血があるかをメモしておくと役立ちます。ホルモン補充療法中の出血でも、続けてよいかどうかは自己判断せず産婦人科へ相談するのが基本です。

  • 最後の月経や閉経時期
  • 出血の量、色、日数
  • 腹痛やめまい、貧血症状の有無
  • ホルモン治療中かどうか

参考文献

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