この記事で分かること
膵臓がんが糖尿病のきっかけになることがある
血糖値の問題だけでなく、膵臓の病気が背景にあることがあります。
国立がん研究センター がん情報サービスでは、膵臓がんになると膵臓から分泌されるインスリンなどのホルモンが減少し、その結果として糖尿病が発症したり、悪化したりすることがあると案内しています。そのため、血糖値などの異常を指摘されたときは、膵臓の検査について医師と相談するとよいとされています。

- 急に糖尿病が見つかった
- 血糖コントロールが急に悪くなった
- これまでと違う変化がある
- 主治医から追加検査を勧められた
血糖値異常だけで決めつけず、ほかの症状も一緒に見る
体重減少や痛みが加わると、膵臓の評価を考えやすくなります。
糖尿病や血糖値の異常だけでは膵臓がんとは言えませんが、腹痛、背中の痛み、食欲不振、体重減少、黄疸が重なる場合は、膵臓を含めた評価につなぐ意味が大きくなります。膵臓がんについての解説でも、こうした症状は膵臓がん以外でも起こる一方、膵臓がんのきっかけになることがあるとされています。
- 体重減少がある
- 腹痛や背中の痛みがある
- 食欲不振がある
- 黄疸がある
血糖異常に体重減少や黄疸があるなら早めに相談
血糖値の悪化に加えて体重減少や黄疸がある場合は、通常の経過観察だけで済ませず早めに主治医へ相談した方が安全です。
膵臓の検査として何が検討されるか
症状や危険因子、血液・超音波の結果から次の検査が決まります。
膵臓がん 検査のページでは、腹痛や食欲不振などの症状、糖尿病や慢性膵炎などの危険因子、血液検査や超音波検査の結果などから膵臓がんが疑われる場合に、造影CT、腹部MRI、超音波内視鏡検査(EUS)を受けると説明されています。血糖異常をきっかけに相談した場合でも、必要ならこうした検査につながっていきます。
- 血液検査
- 超音波検査
- 造影CTやMRI
- 超音波内視鏡検査(EUS)
ここではAIより主治医相談が先
血糖異常で膵臓がんが気になるときは、トップページのAIで考え込むより先に、糖尿病の主治医やかかりつけ医に膵臓の検査が必要か相談する方が重要です。