この記事で分かること
時間がない家庭で先にそろえたい情報
全部を細かく書く必要はなく、毎回同じ項目を押さえることが重要です。
子どもの体調不良が起きると、保護者は仕事の調整、送迎、家事などを同時に抱えやすく、症状の説明が後回しになりがちです。ひとり親家庭等への支援では、子育て・生活支援が柱の一つとされており、家庭の負担が大きいことが前提になっています。だからこそ、症状整理は長い文章より、毎回同じ型で短く残す方が現実的です。
- いつから、何がいちばんつらそうか
- 熱はあるか、測れていなければ熱っぽいか
- 水分や食事が取れているか
- 呼吸が苦しそうでないか、反応はいつも通りか
- おしっこが出ているか、下痢や嘔吐があるか
チャットと問診票の使い分け
忙しいときほど、入力方法の選び方を固定しておくと迷いが減ります。
子どもの様子を見ながら手早く整理したいときは、すでに分かっている情報を一度で入れられる問診票が向いています。何が主症状か迷うときや、説明がまとまらないときは会話モードで一問ずつ深掘りした方が早い場面もあります。家族内で「普段は問診票、迷う時は会話」のように決めておくと運用しやすくなります。
家庭内ルールにしておく
スマホのメモに「発熱・水分・呼吸・機嫌・尿」の5項目を残し、その内容をアプリに入力する形にしておくと、受診前の準備が毎回ぶれにくくなります。
地域の支援とあわせて考える
体調整理は、家庭の負担軽減策や支援制度と並行して考える方が続きます。
こども家庭庁は、ひとり親家庭への支援を子育て・生活支援、就業支援、経済的支援などの柱で進めています。困窮するひとり親家庭等への食事支援事業も行われています。体調不良のたびに全てを一人で抱え込まないためにも、症状整理ツールは「医師に見せるメモを作る道具」と割り切り、周辺の支援制度や相談先と一緒に使うのが現実的です。
子どもの緊急サイン
ぐったりして反応が悪い、息が速い・苦しそう、唇の色が悪い、水分が取れず尿が少ない、けいれんがあるときは、アプリの入力を続けずに受診や救急相談を優先してください。
参考文献
ひとり親家庭等関係
https://www.cfa.go.jp/policies/hitori-oya/
全国ひとり親世帯等調査
https://www.cfa.go.jp/policies/hitori-oya/reserch_single-parent_households
ひとり親家庭等のこどもの食事等支援事業
https://www.cfa.go.jp/policies/hitori-oya/kodomo-syokuji-koubo
救急安心センター事業(#7119)ってナニ?
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html
全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate003.html