この記事で分かること
まず見るべき危険サイン
喉の痛み自体よりも、飲み込みにくさや呼吸のしづらさが出ていないかが重要です。よだれが増えて飲み込めない、声が出しにくい、息を吸うときに苦しい、急にぐったりするなどがあれば、一般的な風邪の範囲として扱わない方がよいです。
- 水分がほとんど取れない
- 呼吸が苦しい、息を吸う音がおかしい
- よだれが増えて飲み込みにくい
- 強いだるさや意識の変化がある
片側だけの強い痛みや口が開けにくい場合
扁桃周囲の炎症などで、飲み込みや発声に強い支障が出ることがあります。急激に悪化する片側痛や開口障害は早めの受診を考えてください。
自宅で見られるかの目安
痛みがあるものの、水分が取れていて、呼吸も保たれ、全身状態が大きく崩れていないなら、まず休養と水分補給を中心に経過を見る場面もあります。ただし熱が長引く、飲めない、痛みが強くなる、頸部の腫れが目立つといった変化があれば再評価が必要です。
- ぬるめの飲み物やゼリーなど飲み込みやすいものを選ぶ
- 無理に固形物を食べようとしない
- 解熱鎮痛薬を使う場合は用法・用量を守る
- 症状の経過を半日から1日単位で見直す
受診を考えるタイミング
強い喉の痛みが2日以上続く、発熱が高い、症状が悪化する、周囲で溶連菌感染症やインフルエンザが流行しているなど、追加情報があるときは外来受診の判断材料になります。小児では、ぐったり感や飲めなさが大人以上に重視されます。
受診前にメモしておくとよいこと
熱の最高値、喉の痛みが始まった日、咳や鼻水の有無、食事と水分がどれくらい取れているかをまとめておくと診察が早くなります。
参考文献
Pharyngitis - sore throat
https://medlineplus.gov/ency/article/000655.htm
Tonsillitis
https://medlineplus.gov/tonsillitis.html
全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate003.html