この記事で分かること
高血圧は症状が出る前に進むことがあり、健康診断や家庭測定で見つかることが多いです。
放置すると脳卒中、心筋梗塞、腎機能低下などにつながることがあります。
外来だけでなく家庭での血圧記録が治療方針の判断に役立ちます。
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高血圧はなぜ見つかりにくいのか
高血圧は、かなり高くなるまで自覚症状が乏しいことがあります。そのため、何となく元気だから問題ないとは言い切れません。日本高血圧学会も、家庭血圧や健診での測定を通じて早く気づくことの重要性を示しています。
- 症状がないまま進行しやすい
- 健診や家庭測定で偶然見つかることが多い
- 症状が出るころには合併症が進んでいることがある
家庭血圧の記録は価値が高い
外来での一回の数値だけでなく、朝晩の家庭血圧を続けて記録すると、治療の必要性や薬の調整に役立ちます。
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放置すると何が問題か
高い血圧が続くと、血管や臓器に少しずつ負担がかかります。脳卒中、心筋梗塞、心不全、腎臓の障害など、重い病気の背景として高血圧が関わることがあるため、症状が少ない段階での対応が重要です。
- 脳卒中
- 心筋梗塞や心不全
- 腎機能低下
- 目や血管への慢性的な障害
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受診時に確認したいこと
医療機関では、いつ高いと言われたか、家庭でどのくらいの数値が出るか、飲んでいる薬や生活習慣、睡眠や体重の状況などが確認されます。受診前には、家庭血圧の記録、健診結果、服薬状況をそろえておくと話が早く進みます。
180/120 mmHg 以上は別の扱いになる
非常に高い血圧に加えて、強い頭痛、息苦しさ、胸痛、神経症状がある場合は、通常の外来相談より緊急評価を優先すべき場面があります。