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めまいは何科に行く?耳鼻咽喉科・脳神経内科・救急の考え方

めまいの受診先は、耳鳴りや難聴を伴うか、神経症状を伴うかで大きく変わります。耳の症状が中心なら耳鼻咽喉科、しびれやろれつの異常があるなら救急や脳神経系を優先する考え方が実用的です。

公開日

2026年3月15日

更新日

2026年3月15日

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参考文献

3

この記事で分かること

耳鳴りや聞こえにくさを伴うめまいは耳鼻咽喉科が候補です。
しびれ、ろれつの異常、激しい頭痛を伴うめまいは救急寄りに考えます。
脱水や発熱のあとに起こるふらつきは内科でも相談できます。
01

耳鼻咽喉科と内科・脳神経系の使い分け

伴う症状で受診先の候補が変わります。

回転するようなめまいに耳鳴りや難聴がある場合は耳鼻咽喉科が候補になります。発熱、下痢、脱水のあとから起こるふらつきなら内科でも相談しやすく、しびれや言葉の異常を伴う場合は脳神経内科や救急を含めて考える方が安全です。

めまいで耳鼻咽喉科、内科、脳神経系を選ぶ基準を示した図
耳症状があれば耳鼻咽喉科、脱水や感染症の背景があれば内科、神経症状があれば救急寄りです。
  • 耳鳴り、難聴を伴う: 耳鼻咽喉科
  • 脱水、発熱、下痢のあと: 内科
  • しびれ、ろれつの異常、激しい頭痛: 救急や脳神経系
  • 受診先に迷う場合は、まず内科でもよい
02

何科かより先に緊急度を優先したい場面

歩けない、神経症状がある、意識が悪い場合は救急判断です。

歩けないほどのふらつき、ろれつの回りにくさ、片側のしびれ、突然の激しい頭痛を伴う場合は、外来の診療科選びより緊急度判断が優先されます。めまいだけと思っても、神経症状が混ざるときは考え方を切り替える必要があります。

めまいで救急判断を優先する神経症状や歩行困難をまとめた図
歩行困難、しびれ、ろれつ、激しい頭痛があれば、受診科選びより救急相談を優先します。
  • 立てない、歩けないほどのふらつき
  • 片側のしびれや脱力
  • 言葉が出にくい、ろれつが回らない
  • 意識の変化や激しい頭痛

高齢者は軽い症状でも歩行の変化を重く見る

転倒リスクが高くなるため、少しのめまいでも普段より歩きにくい場合は受診を前倒ししやすい症状です。

03

受診時にあるとよい情報

めまいの感じ方を言語化すると診察が進みやすくなります。

回る感じか、立ちくらみか、ふわふわするか、どれくらい続くか、耳鳴りや頭痛を伴うかを整理しておくと役立ちます。服薬中の薬や、水分不足の可能性も追加情報として有用です。

  • 回転感、立ちくらみ、ふらつきのどれか
  • 耳鳴り、難聴、頭痛の有無
  • 持続時間と繰り返しの頻度
  • 服薬、水分摂取、発熱や下痢の有無

参考文献

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