この記事で分かること
救急を考えたい「めまい以外の症状」
めまい単独より、神経症状の組み合わせに注意します。
歩けないほどのふらつき、ろれつが回らない、片側のしびれ、急な激しい頭痛などがある場合は、耳のトラブルだけでなく脳の病気を含めて考える必要があります。めまいが主訴でも、手足や言葉に異常があれば急ぎ方が変わります。
- ろれつが回らない、言葉が出にくい
- 片側のしびれや脱力
- 立てないほどのふらつき
- 突然の激しい頭痛を伴う
外来受診を考えたいめまいのパターン
耳や前庭の問題でも、放置せず相談した方がよい場面があります。
めまいが繰り返す、吐き気が強い、耳鳴りや聞こえにくさを伴う、数日たっても改善しないといった場合は、耳鼻咽喉科や内科での評価が役立つことがあります。脱水や感染症でふらついていることもあるため、発熱や下痢の有無も確認します。
- 耳鳴りや難聴を伴う
- 吐き気で食事や水分が取れない
- 数日たっても改善しない
- 発熱や下痢のあとから続いている
意識が保てていても歩けないなら相談を前倒し
救急車を呼ぶほどか迷う場合でも、歩行が明らかに不安定なら #7119 での相談が実用的です。
受診前に整理しておくこと
めまいは「どう感じるか」を言葉にすると診察が進みやすくなります。
受診前には、回転する感じか、ふわふわする感じか、立つと悪化するか、耳鳴りや難聴があるか、頭痛やしびれを伴うかを整理しておくと有用です。薬の副作用や脱水も背景にあるため、服薬中の薬も確認しておきます。
- 回転感か、立ちくらみか、ふらつきか
- 耳鳴りや難聴の有無
- 頭痛、しびれ、発熱、下痢の有無
- 飲水量と服薬中の薬
参考文献
全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate003.html
救急安心センター事業(#7119)ってナニ?
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html
Dizziness and vertigo
https://medlineplus.gov/dizzinessandvertigo.html