この記事で分かること
熱の数字だけでなく全身状態を見る
受診の急ぎ方は、体温計の数字と同じくらい「普段との違い」が重要です。
38度台の熱でも水分が取れて会話ができ、呼吸も安定していれば自宅で様子を見られる場面があります。一方で、37度台でもぐったりしている、反応が鈍い、呼吸が浅いといった変化があれば、単純な発熱として扱わない方が安全です。
- 水や経口補水液を少しずつでも飲めているか
- 息苦しさやゼーゼーがないか
- 呼びかけに普段どおり反応できるか
- 尿の回数が極端に減っていないか
すぐ相談したい危険サイン
救急相談を使った方がよい目安は、熱よりも呼吸・意識・循環の異常です。
発熱に加えて胸の痛み、息苦しさ、意識がもうろうとする、けいれん、強い脱水がある場合は、深夜でも相談を先送りしない方がよい場面です。子どもで泣いても涙が少ない、呼吸が速い、あやしても反応が弱いときも同様です。
- 息苦しさが強い、会話がしづらい
- 意識がぼんやりする、反応が弱い
- けいれん、強い頭痛、首の硬さがある
- 半日近く水分が保てず尿も減っている
子どもの発熱は年齢で急ぎ方が変わる
乳幼児では短時間で脱水が進みやすく、同じ体温でも大人より受診を早めに考えることがあります。年齢を添えて相談する方が安全です。
外来受診までに整理しておきたい情報
診察で役立つのは、熱の経過と飲食・呼吸の変化です。
受診前には、発熱が始まった時刻、最高体温、解熱薬を使ったか、咳や喉の痛み、下痢や発疹の有無をメモしておくと診察が早くなります。高齢者や持病のある人では、普段より元気がないという情報も重要です。
- 発熱が始まった日時と最高体温
- 解熱薬の使用時間と効き方
- 飲水量と尿の回数
- 咳、喉の痛み、腹痛、発疹などの追加症状
受診先に迷うとき
夜間や休日で迷う場合は #7119、近くの外来を探したいときは医療情報ネットを併用すると動きやすくなります。