この記事で分かること
うつ病では不眠がかなりよくみられる
眠れないこと自体がこころの病気のサインになることがあります。
厚生労働省の「こころもメンテしよう」では、うつ病の特徴の一つとして「眠れない、あるいは寝すぎる」が挙げられています。また、症状は朝の調子がいちばん悪く、午後から改善することがあると説明されています。朝の早い時間に目が覚めてしまう、朝が特につらい、起き上がれないという不眠は、うつ病のサインとして捉えた方がよいことがあります。
- 2週間以上、気分の落ち込みが続く
- 何をしても楽しくない
- 眠れない、または寝すぎる
- 朝が特につらく、午後に少し楽になる
不眠だけを切り出して様子見しない
気分と意欲の変化を一緒に見ることが大事です。
厚生労働省は、うつ病では気分の症状だけでなく、疲れやすい、集中できない、やる気が出ないといった体や行動の変化が目立つこともあると説明しています。不眠だけに注目して市販薬や睡眠改善だけで引っ張ると、本体の治療が遅れることがあります。
- 仕事や家事が回らない
- 食欲が落ちる、体重が減る
- 集中できずミスが増える
- 消えてしまいたい気持ちがある
希死念慮があるなら受診を前倒しする
厚生労働省は、死にたい、消えてしまいたいといった気持ちがあるときは病気の症状として早めの治療が必要だと案内しています。
どこに相談するか
精神科・心療内科に抵抗があれば、まずかかりつけ医でも構いません。
受診先は心療内科、精神科、かかりつけ内科などが候補です。地域の精神保健福祉センターや保健所の相談窓口も使えます。不眠の時刻だけでなく、気分、意欲、食欲、朝夕の差をメモして相談すると話が進みやすくなります。
- 眠れない時間帯と起床時のつらさ
- 気分の落ち込みや興味の低下
- 食欲、体重、集中力の変化
- 家族や職場で気づかれた変化