この記事で分かること
腸閉塞では「便秘」より全身のつらさが前に出る
通じない感じだけでなく、腹部膨満や嘔吐が大きな手がかりです。
国立がん研究センター がん情報サービスでは、大腸がんが進行すると腸閉塞や穿孔を起こすことがあると説明しています。腸閉塞では便秘がひどいというより、おなかが強く張る、波のある腹痛が出る、吐き気や嘔吐がある、ガスが出ないといった形で現れることがあります。
- おなかが張って苦しい
- 差し込むような腹痛が続く
- 吐き気や嘔吐がある
- 便やガスが出にくい
通常の外来を待ちすぎない方がいい場面
食べられない、吐いてしまう、動けないほど痛いなら急ぎ方を上げます。
腸閉塞は脱水や腸管の障害につながるため、吐いて水分が取れない、腹痛が強い、歩くのもしんどいといった場合は通常の予約外来を待ちすぎない方が安全です。大腸がんが背景にあるかは受診後の検査で確認することですが、症状の組み合わせだけで急いでよい理由になります。
- 水分が取れない、吐いてしまう
- 腹痛が強く、休んでも改善しない
- おなかの張りがどんどん強くなる
- 便もガスも出ず、具合が悪い
この場面ではAIより受診を優先
腹痛、腹部膨満、嘔吐、排便停止がそろうときは、記事内で情報整理するより先に医療機関や救急相談へ進む方が安全です。
受診時に伝えると役立つこと
最後に便が出た時期、吐いた回数、水分摂取の可否が重要です。
受診時には、最後に便やガスが出たのがいつか、嘔吐が何回あるか、水分が取れているか、血便があるかを伝えると役立ちます。大腸がんの既往や便潜血陽性歴がある場合は、それも忘れずに共有した方が診断の助けになります。
- 最後の排便・排ガスの時期
- 嘔吐の回数と食事の可否
- 血便や便通変化の有無
- 便潜血陽性や大腸内視鏡歴の有無