この記事で分かること
内科と耳鼻咽喉科の考え方
受診先は、全身症状が中心か、耳鼻の局所症状が中心かで考えます。
発熱やだるさが強く、風邪の一部として喉が痛い場合は内科からでも十分相談できます。一方で、喉の違和感が中心で、鼻づまり、声のかすれ、耳の痛み、片側だけの強い痛みなどが目立つ場合は耳鼻咽喉科の相性がよいことがあります。
- 発熱、だるさ、咳が中心: 内科
- 鼻、耳、声の症状が強い: 耳鼻咽喉科
- 片側だけの強い痛みや腫れ: 耳鼻咽喉科を検討
- 受診先が見つからなければ、まず内科でもよい
受診科選びより先に相談したいサイン
喉の痛みでも、飲めない・呼吸が苦しいなら緊急度が先です。
飲み込めずによだれが増える、息を吸うと苦しい、急にぐったりする、片側の腫れが急に強くなる場合は、通常の外来予約を待つより相談を前倒しした方が安全です。子どもでは飲水が保てるかが特に重要です。
- 水分がほとんど取れない
- よだれが増え、飲み込みにくい
- 呼吸が苦しい、声が出しにくい
- 高熱でぐったりしている
子どもの喉の痛みは脱水を重く見る
子どもは「食べない」より「飲めない」が重要です。年齢と飲水量を添えて相談した方が判断しやすくなります。
診察前に準備したい内容
喉の痛みの経過と追加症状をメモしておくと診察が早くなります。
受診前には、痛みが始まった日、熱の有無、咳や鼻水、声のかすれ、食事や水分がどれくらい取れているかを整理しておくと役立ちます。扁桃炎を繰り返している場合は、その既往も伝えるとよいです。
- 痛みが始まった時期と悪化の仕方
- 熱、咳、鼻水、声の変化
- 食事・水分が取れているか
- 周囲の流行状況や既往歴
参考文献
医療機能情報提供制度について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/teikyouseido/index.html
Pharyngitis - sore throat
https://medlineplus.gov/ency/article/000655.htm
Tonsillitis
https://medlineplus.gov/tonsillitis.html